これは、おひさまのかまくらを登ろうとする、とってもとってもかわいいぬいぐるみたちの物語である・・・・。
ある日のこと・・・・・・・・
それはそれは見たこともない大きなかまくらがありました。
山登りが大好きなぬいぐるみたちはがまんができずに登り始めました。
『よいしょっ!よいしょっ!』
山は山でも雪でできた山だからとても足がすべります。
足をすべらせて落っこちたらたいへんです!!
『あっ!!』
なんと、一番後ろにいたティガーが足をすべらせてしまいました。
これはたいへん!!
『みんなでちからを合わせて助けるんだ!!』
上にいたぬいぐるみたちは、ちからを合わせて助けようと考えました。
ぬいぐるみたちは足をつかみ、1本のひものようになって、落ちたティガーを助けました。
そして、再び雪の山を登り、とうとう一番上にまでやってきました。
ぬいぐるみたちはそこで、おひさまの暖かい光を浴びたとさ。
おしまい。